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2001年12月14日(金) 唄は世に連れ、世は歌に連れ

 最近の小学生は、下校時に縦笛を吹きながら帰る子は稀ですか。
 のっそり歩くわたしと擦違った集団下校の連中は、misiaのEscapeを唄っていました。「イエエ〜」とか合いの手入れながら。 凄いもんです。

 舞い降りた天使の白い翼広げここから連れ出して ってか。

 家に戻ってからもそのフレーズが頭から離れずに、何かをするたびにくちずさんでしまいます。
 サビ以外の歌詞が思い出せないので焦れました。

 スッキリするためにCDをゴソゴソと捜したのですが見当たらず、たぶんオカマちゃんの車の中に置きっ放しなのでしょう。
 彼(彼女)の車に乗ると、延々と「モーニング娘。」を聞かされるもので。
 そのCDを聞くだけならまだ良いのですが、曲に合わせて絶唱を聞くので飽きます。なので某かのCD持参で乗ります。
 野太い声で台詞入りは辛いです。


 CDを捜したときに手元にあったKing Crimsonで我慢。
 久々にCount of the King Crimsonを聞きました。

 懐かしい曲を聴くと、その曲を盛んに聴いていた時期のことを思い出されます。

 ウォークマンの2ソケットタイプのヘッドフォンで耳を塞がれて、回りの音を遮断しただけで二人の世界になれた頃。
 深夜の路上で抱きあってキスしたわたしは今どこに居るんだろう?



 ランドセルを背負った小学生も、いつか思い出すのかな。
 その重い扉を開いて飛びたてるのなら と。



香月七虹 |HomePage