+女 MEIKI 息+
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鶏の出汁がきいたお雑煮を作り、焼き餅を2個。 ちょっと持余し気味な御節を突きながら、TV三昧。 午後に某チャットにお邪魔して、指慣らし。
新年の挨拶の後に、エロトーク炸裂しちゃうぞー!って思っていた矢先に、玄関のドアを叩く音。チャットを離席して玄関に行き覗き穴を覗くとドアの向こうには、鼻水を垂らしながら吹き晒しの中に、立つオカマ。 うげ、新年早々に襲撃かい。
「遊ばないよ!」と大きな声で言った後に、チャットに戻りその旨を告げている最中に、縁側の方にオカマは回って硝子窓に顔をヘバリ付けながら「入れてよおん。」 チャットでお話して下さっていた方にも入れてあげなさいと言われたので、彼女は風邪をひくこともなくマンマと家に入ることが出来ました。普段はあまり部屋に入ることは無いのに珍しいく。
せっかく昼下がりのネットに現を抜かそうと思ったのに。 仕方なしに一旦、チャットを退室しました。
お友達同士でカウントダウンを楽しんだ後に、一人で部屋に戻るのが淋しいからと我が家への訪問でした。 そう聞けばなんとなく、ヨシヨシって気分にもなりますが・・・。
来た早々に「年越し蕎麦を食べはぐったのよねえ。」とリクエスト。「あんたん家、なんでもありそうじゃないの。」と。
年越しちゃった蕎麦を作りました。
「お餅も入れてねえー!」 家は広くないのよ、そんなデカイ声で注文しなくたって。
「御節は無いの?お・せ・ち!」 はいはい、ありますよ。一人では片付かない程の量と種類ですよ。どーぞ召し上がれ。
「あら、手作りじゃないのお!おいちいわ、桜子チン。一人で食べるなんて侘しいでしょ?」 あー、喰え喰え。だから寄るなこのオカマ!お前と一緒に食べる方が侘しいわい。
蕎麦を食べ、御節を突きながら酒(彼女が持参)を呑み、落ち着いてTVを観だしていたので先ほどのチャットに復帰しました。早朝に演っていた歌番組のビデオを真剣に見ながらそれに合わせて歌う野太い歌声を聞きながらPCに向かってテケテケとチャットを再開しました。 ところが、このキーボードの音が気になるようで、気がつくと黒豆を片手にもう片方の手にはスプーンを持った彼女が隣に椅子を置きモニターを覗き込んでいます。しかも、横からスクロールしていく文字を読みあげてくれます。 彼女の頭の中は、パソコン=ヲタク・ネット=ヲタク らしく「おーヤダッ!健全な生活なさいよ!」と盛んに言っています。
彼女に言われると、母を思い出しそうで慌てて頭をブンブンしそうですが。
彼女を見たことの無い健全なチャット内のメンバーの中で、彼女に向かって「可愛い」と発言なさった方がおりまして、さすがオカマです。素早い反応でクネクネ喜んでおりました。
ん?なんか、反応が激しいぞ?と、思ったら 思いっきりの酔っ払い動物が出来上がっておりました。 その後、数分もしないうちに猫にキックされようが顔を踏まれようが爆睡しくさっておりました。
あまりチャットではお話が出来なかったけれど、お話したいと思った方々と少しお話が出来たので良しとしよう。
彼女が寝ている間に小さなお重に御節を詰めて、あまり遅くならない程度に彼女を起こすと寝起きスッキリの彼女はソソクサと化粧を直して支度を整え、ちゃんと座り直して三つ指ついて新年の挨拶をして帰って行きました。 嵐が過ぎ去った感。
みなさまは、どんな新年をお迎えですか? まったりと部屋でお過ごしですか?それとも、家族団欒ですか?旅行中だとか?
わたしは、普段の日とあまり変らない新年を迎えております。襲撃を除いては。
「今度は、お友達も連れて遊びの誘いに来るからねえ〜っ!」と去っていった彼女。 猫も恐がって姿を隠すので、もう来なくて良いです。 お友達も連れてだなんて、お願いだからパワーアップしないで。
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