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2002年01月26日(土) 彼にくびったけ



 先日、ここで意気込んで日々雑記の更新をしていないってなことを記したら、お叱りを受けました。うーん、そう表現するとまた語弊があると思われますが。

 今日はこれだけのことを書き出しました。どうぞ、見て下さいませ貴方様!な気持ちが無いって訳ではないのですが、きっとセンセイのようにご指導くださるような方には、気持ちは伝わらないのだと思っています。あ、人に伝わる文を書けとの課題かもしれない?(尚更、無理ですが・・・)

 けれどそういった反応すらも、わたしは嬉しいので、やっぱりこうして続けています。



 某かの反応が嬉しいから(それが、あばばであっても)垂流しの日々は続くのです。これがちーっとも嬉しくなくなったら、やっぱり止めてしまうのかなあ。





 家の猫が我が家にやってきたのは、2年前の5月です。4月末生まれの彼は生後一ヶ未満で家族に加わりました。団地に住む彼の母猫は2児の男の子をもうけ、その時のご主人様は70越すおじさまでした。おじさまは、仔猫を譲り受けてもらえる人を探していました。

 わたしは以前の場所から引っ越す理由が、ペット可条件の物件だったので、引越しが済むと即座に仔猫(当時は、仔犬も)を探していました。

 引越ししてすぐに、近くの喫茶店の常連になったわたしは、同じ常連客であるおじさまと知り合い、譲り受けることになりました。

 最初は、この子のお兄さんが来るはずだったそうですが、お兄さん猫はスバシッコクておじさまには早々に捕まらない状況だったそうで、ポケラ〜っとしてたこの子になりました。当時ポケラ〜っとしていた理由は、目ヤニが酷く、鼻も詰まっていたのでミルクの摂取も少なかったからです。

 我が家に加わった翌日に病院で検査を済ませ、ミルクの時間割と与え方(スポイト)を貰って来ました。ぷにぷに言いながらミルクを飮んでいたあの可愛らしい小さな仔猫は、今やこっちが寝ている時にでも抱っこをせがんで乗って来れば、まるで即座に金縛りにあえるぐらいに、逞しくなりました。

 動物に人間の言葉が理解できるとは思っていません。

 その時に発する音の調子で、読み取るのがせいぜいかと思っています。



 が、やはり感情移入とは恐ろしいもので、こちらが楽しそうで居れば擦り寄って甘えてくるし、悲しい気持ちで落ち込んで居ればそっと隣に座ってくれて居るように勝手に思っています。



 彼の要求である「遊んでくれろー」「メシよこせー」や「ったく、いつまで放っておくんだよ」などの態度に、声を出して対応しているさまは、他の人が聞くと妙なもんなんだろうと。それでも、声に出して話しかける飼い主は少なくないですよね?



 彼との生活の中で、彼の示す欲求(鳴き声、態度)で止めて欲しいのが、わたしが夜更かししていると定刻に必ず「もう、PCの電源切って寝ようぜ!」です。その時間を一時間でも過ぎれば、諦めて傍で寝てくれるのですが、その間は彼の好きなおもちゃを見せても、抱いていても嫌がりキーボードの上に座り込みます。何度でも。



 そして同じように、朝の定刻には(目覚し時計より5分早くに)オデコを叩くことです。目覚し時計の音が嫌いなのか何なのか不明ですが、土・日曜お構いなしに同じ時間に猫パンチです。

 最近は、朝の寒さに布団の中に突っ込めば大人しくなります。ところがその調子で、あと五分!の楽しみがすっかり寝過ごすことにもなりかねないです。



 猫好きと呼ぶより、猫バカと自負するわたしですが、猫の好きなように生活させてあげているのと言いながらの、人の都合の良い同居だけは避けようと思っています。





 とか何とか書いているうちに、彼の監視の目が光ってきました。そろそろ定刻も近づいてきているようです。






香月七虹 |HomePage