+女 MEIKI 息+
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日が落ちれば、やっぱりまだ寒いのに、もうそこまで春が来てるんだね。この良い香りはどこからしているんだろうと、自転車を止めて誰も居ない暗い小学校に侵入してきました。
家の近くの小学校はあまり警備が厳しくないのか、いつでも解放状態です。日曜日でも校庭は解放しているし、この間の獅子座流星群の時も数人が夜中に入れるぐらいですから。 去年の秋も、夕方にアヒルの鳴き声がするので思わず金網を乗り越えてプールを覗いてしまいました。あ、これはちょっとダメ行為ですね。 ん?アヒルですか?居ましたよ、プールに5羽も。ガアガアガア。
まだ風が冷たい春先の夜には、犬を散歩させている人も居なければ、もちろん夕涼み風のオヤジも、わたしの他にはだーれもも居ません。 裏門から入って、校舎から体育館に続く渡り廊下を突っ切って、校庭に出る途中でその香りが一層つよく感じたのですが、花が見つからない。 鼻をくんくんさせながら、も一度そこを往復して・・・。 やっと見つけたそれは、植え込みの奥の方にありました。 まだ蕾だらけなのに、ほんの数個の花が咲いているだけで、こんなに香るんだなあ。
花壇の縁取りのレンガに腰掛けて、ボーッとしてきました。 月がおぼろげで、とっても満足! おー、さぶい、さぶい。
たんぽぽは、まだのようでした。
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