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2002年03月25日(月) 久々に出歩いて


 朝も早よから、あちこち外歩き。
 普段から半ば引篭りのような日々を送るわたしには、人込みと陽の光は目眩すら感じさせました。

 早朝からの予定は昼過ぎには済み、次の予定はなんと午後の6時過ぎ。
 さて、どこで時間を潰そうか。

 公園で、のほほんとしようとしたのですが、今日はどことなく花冷え。
 風が冷たく感じます。
 本を出して、数行読んだところで我慢出来ずに、そそくさと移動しました。

 せっかく都会と呼べるような処まで来たのだから、ここはやっぱり映画でしょう。
 さりとて、観たいと思うような映画がこれといってありません。
 いきあたりばったりで観るのも良いかな、と入ってみました。
 なんとなく上映時間の合いそうなものからの選択でした。

 
「マルホランド・ドライブ」[監督・脚本]デイヴィッド・リンチ
 何度でも観たくなる映画と銘打ってます。しかも一度観た人が再度観たくなった場合、入場券の半券表示で¥1000割引まであるようです。ふむ、そんなに面白い映画なのか?
 安易な気持ちで映画館に入りました。

 ---内容、感想は割愛---

 なんだかなあ、消化不良を起こした感じで次なる映画に。
 これも上記と同じように上映時間はやや過ぎてはいるものの、場所が近かったという理由で。

 
「プライベートレッスン・青い体験」[監督・脚本]クァク・チギュン
 R18指定です。平日の昼間から観てる人は少ないだろうし、つまらなかったら寝れば良いとこれも安易な気持ちで映画館に入りました。
 係りのお姉さんにチケットを切ってもらうと、女性専用シートがありますと教わり、中にはいりました。ほお、そういう映画を上映する時は、こういった対策がされているんだと思いながら。
 普通、映画館って暗いものですよね。
 暗い中で目が慣れたら、その女性専用シートを探そうと思ったのですが、あっけなくその席は見つかりました。
 なんと、狭い映画館とはいえ座席が並んでいる様子から、座っている人の人数さえも数えられるほどに場内は明るいのです。
 案の定、ストーリーに引き込まれることなく、安眠をとうろうと思っても妙に明るい場内でいやんな感じでした。
 どうしてこれがR指定なのかも不明なまま。


 数年ぶりに、昔よく通った喫茶店に入りました。
 以前は、広い店内の隅の方(3卓ぐらい)に麻雀ゲームが置いてあるような薄暗い店だったのに、窓を大きくして光を取り入れしゃれた店に変わっていました。店員も揃いの可愛らしい制服を着ていました。
 ああ、ここも変わったのね。
 落ち着くつもりで店に入ったのに、全く落ち着かない雰囲気になってしまって、やっぱりそこもソソクサと出てきました。


 先日のホテルの取り壊しといい、足を運ばなくなってから随分経つと、なんとなく馴染むまでに戸惑いを覚えます。

 夕方に待ち合わせをした方とは久しぶりに会ったのですが、相変わらずの話っぷりになんだかとてもほっとしたので、ついつい長話になってしまいました。その時に入った店は、相変わらずの赴きでつい長居をしてしまいました。


香月七虹 |HomePage