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2002年05月07日(火) 出かけてきました

 牛を見に行くと思いたち、パッチワークで作られたような色とりどりの山に囲まれた景色を堪能してまいりました。だだっ広い草原に、これまただだっ広い柵で囲まれたそれぞれの枠の中に、牛、馬、羊、山羊。そこの農場の人と会うこともなく、立ち入り禁止立て札もすらなく、ドバーッと広いところでノンビリ三昧、まさしくここでも昼寝をしてまいりました。
 すぐ傍で、牛が草を食む姿を眺めながら、なーんにも考えない時間は、物凄く早く感じました。それでも、気が付くと彼とのキスの数を数えているわたしが居ました。

 出かける前に、ネットで調べておいた養鶏農場の住所と電話番号を書いたメモをうっかり忘れていたことに気付いたのは、翌日の早朝。ここいらにネットカフェがあるわけもなく、GW中の早朝に申し訳ないと思いつつも、ネットを介して知り合いになった友人に電話をかけました。早朝なのに関わらず、友人はしっかり起きた声で電話ぐちにでくれました。なんでも、休み中ネット三昧(ある意味、ひとりネット無休耐久レース状態)だったそうで。早速調べてもらって、その住所を頼りに農場へ行きました。山の奥にあるその農場には、800羽ぐらいの鶏がコケーッコッコッコ。放し飼いでワラワラといる囲いの中は、オス一羽に対してメス30羽ぐらいのハーレム状態。やっぱり、ここでもボーッと眺めながら羽毛まみれになってきました。見てるだけじゃなく、有精卵を拾ってみますか?との、農場の方の問いかけに二つ返事で、囲いの中に入ってまたボーッっと。暫く見てると、鶏にもそれぞれの性格があるんです。メス同士の諍いがあると、必ず仲裁に入るのはオスの役目だし。卵を産んでもすぐに餌に向かうのも居れば、他の分までひたすらかき集めて温めるメスもいたり。
 産みたての有精卵は、ブラジャーの中に入れておくと孵化するそうですよ。但し、3時間毎に卵の上下左右をコロコロと転がすんだそうですが。
 卵を拾いながら、この固体があの鶏になるのがどうしても不思議で。そう思うとまたもやボーッと。
 その農場で飼われている猫三匹と一緒になって、また空き地で日向ぼっこをしながらボーッと。
 そんな時に、また思い出すのが彼の暖かい温もりだったりで。
 金欠病になったのと、彼恋しさで早々に帰ってきました。

 食べ物ばかりをお土産にして、玄関の扉を開けると、そこに彼が待ちかねてたようにお迎いに出ていました。

 ワガママ王子(彼)へのお土産は、枯れた白樺の小枝。今も足元でガシガシ齧っています。




凄い洗濯物の量なのに、連休明け早々に雨。
洗濯カゴの中が、ちょっと発酵しちゃう?
仕方無い、部屋干しするか。の、前に家の洗濯置き場は外だ。傘さして洗濯するってのも、いやだなあ。


香月七虹 |HomePage