+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2002年05月16日(木) ××サイトという呼び名

 逆立ちしても出来ない芸当って言い方があって、相手を小ばかにした「いやあ凄いねえ、わたしなんて逆立ちしたって出来ない芸当だな、そりゃ」で使う時もあれば、どうやっても到底敵わないよ(敗北どころか、スタートラインにすら立てない程に相手が立派)な時も使ったりしています。

 例えば、それは
 気持ち良く熟睡しているまだ朝の早い時間に、けたたましい電話のベルで起こされて、無意識で掴んでしまった受話器に向かって明るい声で対応すること。「もしもし」語尾上がりでもなく、爽やかな業務電話対応用半オクターブ声高なんてことは、逆立ちしても出来ない芸当です。そうでなくとも、この野太い声に雑な喋り、ごく普通の状態の時の電話応対ですら「あ、今マズイ時だった?」「機嫌悪かった?」と相手にいらぬ心配をさせてしまうほどに素っ気無い態度を思わす声になっています。

 例えば、それは
 チャット時に冗談で書き出す「うふっ」とか「〜なんですぅ」や「わぁ!すてきぃ」などの文字を、そのまま音声として日常に使い、尚且つそれがとても似合う声のトーンだったり。
 出来たら可愛いだろうと思うそれらが、わたしには到底無理。

 だからそういうことを難なくこなす人には、わたしの足りない相手への配慮があるのだし、不快に思わせない態度には頭の下がる思いがしたり、しなかったり。や、人によったらホントに下がちゃうんだけど。

 その場の雰囲気に馴染むことのできる人も、凄ぇーなーと客観的に観察してしまったり。

 普段のわたしの様子を少しでも知っているなら、こんなヤツとは絶対に接触を持ってはくれないだろうと思う人からも、作文サイトを開いているというだけで会いたい(見たい)とお声がかかったりして、ありがたいものです。ネットマジック。

 運良く、この毒牙にかかったってしまった女の子と会うことがあったら、ジックリと学んで参考にしてきます。
 だからってマネたとしても、それは気持ち悪いだろうと思うあなたのご意見、正解です!




 そんな訳で、行ってきました。
 突然に催されたプッチOFF(5/15)

 運命の悪戯か悪魔の囁きか、はたまた天使の嫉妬によるものか、待ち合わせ場所に向かうために駆け込んだ電車は二駅目で人身事故の影響でいきなりストップ、予定していた時間より2時間近くも遅刻しました。その間、店内にも入らずに、いちごちゃんはずっと外で立って待っていてくれました。
 ああ、なんて健気なの。わたしだったら遅れた人に会計を預け明日の分までも食べ尽くしてしまうだろうに。そんな腹黒い思惑を知らない初対面のいちごちゃんと、綿引さんが来るまでの歓談を過ごしてきました。
 グリム童話でしたっけ、正直な末の妹がお喋りをする度にくちから花びらや、宝石が散りばめられていくお話、丁度あんな感じを思わせる少女から大人になる途中の愛らしい女性でした。
 あー、生きてて良かった。
 敢えて言うならわたしが女に見えて良かった。だって、お触りもOKなんですもの。なーでなーで。
 手渡されたお手製のクッキーに萌え、話し声に萌え、伏目がちで話すその態度に萌え、眩暈を起こしそうないちごちゃんワールドに浸っているところに、やっと仕事を終えた綿引さんからの連絡が入りました。程なくして現れた綿引さんは、まるで初対面とは思えない親近感を抱かせる、素敵な方でした。実年齢を伺っても詐欺としか形容できない少女の素直さを残した彼女が揃い、宴の時間はあっけなく過ぎてゆくのでした。

 姉妹サイト、家族サイトの意味を知り、それならばと盃を交わした義兄弟サイトも名乗ってみました。

 今回、待ち合わせ場所の某所アンナミラーズは、見慣れたアノ制服ではなく、その店舗だけハワイ店と一緒のアンミラにしたらシックな制服(但し、より一層タイトなボディライン強調)でした。可愛いアンミラの姉ちゃんに、何度も珈琲を勧められ灰皿や水を交換されても居続け、宴も終盤に差し掛かった時にやっと今回メンツの一人である、さじか君(属性:お坊ちゃま)登場。店から出た後にわたしに向かい、今回お逢いした可愛い女性二人を交互に見やりながら、こっそり耳打ちした言葉「七虹さん、めっちゃオイシイ場所に居たんじゃないですかあ」と言ったか言わなかったか。のぉほほほほ、口惜しいかい?だろうだろう。ねえさんは久々に、気持ち良かったのだよ。
 (後日、詳細をどっかにアップしようとかと思ったり、思わなかったり)






 このところ更新が怠ってました。そんな間にも、もしかして来てくださってた方、メールで催促してくださったり、健康のご心配をしてくださった方、ありがとうございます。いつものように、なんてことはない他で遊んでいただけです。
 某アダルトサイトのパスワードチャットにハマってとっぴんしゃん。
 俗に言うところのイメチャという言葉で括ってしまうには、あまりにも綺麗な文章の並ぶそのチャットに、夜な夜な出没してはウットリとLOGを眺めていた日々が続いていました。や、まだ続いてるけど。当分飽きるまでは見つづけるんだろうなあ。数行に渡る文章を打つ早さと、その発言に対するト書き。相手から次に返される言葉を予想しつつの言葉の駆け引きは、寝しなの小説を読むよりも面白かったりして。





なあ、どうしたらいい?と聞いてくるときには、本当は投げやりなんじゃなくて、頼りたいんだよ。


香月七虹 |HomePage