+女 MEIKI 息+
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霧雨でけむる、山へと続く細くなだらかな坂道を、踏みしめる度に砂利の音を立てながらゆっくりと登っていった。遠くから見えていた一点の紅いものに近づくと、それはこの季節には葉を枯らし来る秋に天に突するはずの曼珠沙華が、一輪咲いていた。今ここで手折って持ち帰ってもらえるのが幸せか、こうして眺め愛でてもらえるのが幸せか、暫し佇んで考えた。仇花で終るなら、その瞬間で手折られて、押し花として残ることは幸せではないのだろうか。枯れ逝く姿を潔く晒すのも花の運命、だから心惹かれるのだろうと思い、また小さく歩き出した。
「寒暖交じり合うこの時期に、宵の露に肌を濡らせては体の毒。この身が傘になれるのなら御身を委ねていただけますか」背後から、小さくしかし確かな口調でそう聞こえてきた。慌てて振り返るとそこは、眩暈を起こすほどに一面を緋色に染め上げた曼珠沙華。わたしは迷わず、その中に体を沈めた。 泡沫の時は儚い想いを散りばめて過ぎ、思えばこの春に七回忌を迎える。
そしてまた明日から、わたしは砂利道を踏みしめて登り往く。
とっても素敵なお姉さまをつかまえて、「んと、バカじゃないのぉ?」と笑いすぎで涙を流しながら訴えた。なんで、最愛の気持ちを表す言葉が、罵倒なんだろ。悪気なんて全然なくて、「ホントに大好きよ♪」の告白の意気込みすら感じるほどに、好きな相手になればなるほど。 あまりに笑いすぎて、お腹をかかえるどころか、米搗きバッタのように上体を前後に動かして腹筋も痛いが、コメカミまで痺れてくるほどに笑った。 もし、これが文字だけなら「んと、バッカじゃないのぉ?」の一言だけに、愛情を込めるのは難しい。 たしかに、心から「んと、バッカじゃないのぉ?」と言う時もあるが>該当者:段落「ピー(消去)」 諸々の件は、昨日のその馬鹿笑いで解消できた。ありがとう>該当者:段落「ち」
笑いすぎなときに発せられる言葉、 <其の一> 「はあ、苦しい。止めてー」(レベル1) 取り留めの無い、チャットでの会話時によく見られる症状。三者三様の会話のかみ合わない状態の時にも、これに近い症状があらわれる。
<其のニ> 「もう、死んじゃうぅ」(レベル2) ひとつのきっかけとなる話題から、それから膨らむ妄想へと発展した時などに、これが現れてくる。誰かが発した言葉から、コチラが相手に伝えようと思った時点で起きてくる症状なので、お互いがこれだと、ツボに入り始める。
<其の三> 「もう、いっそのこと殺してー」(レベル3) 呼吸も荒くなり、心拍数もやや上がり始める。何かを説明すると言うよりも、この苦しみを味わえこの野朗!な、気持ちになってきている。
<其の四> 「いい加減にろー、このあほぉ」(レベル4) 体温、血圧 共に上昇。うっすら汗をかき始め、すでに体は前後に揺すり始める。 上記の段階が二者であれば、まだマシなのだが、ごく稀にその波に乗りそこなったヤツから、発せられる言葉がツボだった場合、レベル3まで達していた人は、コメカミを押えつつこの症状に陥る。
<その後> 「ハァハァ んと、あんたってバッカじゃないのぉ?」(レベル5) ひとしきり、荒い呼吸を整えたころに、この愛情こもった言葉が発せられることが多い。この段階にまで達すると、すでにツマラナイことでも、レベル3または、レベル4からいきなりリプレイすることもある。危険状態。
まさか、朝っぱらから話が出来るとは思ってもみなかった>誰となく 昨日の笑いは、今迄色々と困難だったことが、すっきり解消できて、物凄く嬉しかっただけに、笑いが起こったのかもしれない。 ネ兄 月劵 禾り!! 今日は、こっちの方がメインなのか。やたら長くなってしまった。 メインというのもどうだろ?第一、日々記にタイトルつけることすら時として微妙。ダラダラと書くのも面白い。あー、自分だけが面白いのって素敵っ。
@(*` ノ´)@ ←あげる。
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