+女 MEIKI 息+
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昨日(29日)の夜は、「トリプルX」という映画の試写会に行ってきました。 内容はさて置き、アクションものなので眠気も感じずに観ていられました。 火薬ドッカーン、堪りません。 大きなスクリーンで素敵な俳優さんたちの大写しのラブロマンスなんて「ケッ」って感じです。やっぱりスクリーンで観るのならアクションでしょう。 主役のヴィン・ディーゼルは、大好きなブルース・ウィリス似のスケベさがあって、スキンヘッドにタトゥあり。地上200メートルの橋からのスポーツカー・ダイブやバイク・スタントに、スノーボードを付けての空中ダイビング。 観てて思ったのですが、誰も「おお!」とか「うわぁ〜」なんて声は発さないんですね。 もちろん、売店でポップコーンやコーラを用意してからの上映でないので、観ている間の雑音は全くと言っていいほどありませんが、それにしても静か過ぎだと感じました。
数年前の、他の試写会でのこと。 隣りに座るは、普通の人よりもはるかに大柄で、それに比例してか耳たぶも通常の3倍は長い驚くほどの福耳の男性で、上映前にパンフレットを見ているわたしに盛んに話し掛けてきた映画好きのオジサンが居ました。 そのオジサンは、上映の間中「おお!」と感嘆の声をあげてみたり「うんうん」と頷いてみたり、ラスト近くではハンカチで目頭を押さえていました。 やっぱり試写会って、映画好きな人が来るからこうやって観るもんなんだなあ、とその時そう思ったのを覚えています。 上映の後、映画のお話と題して評論家があれこれとでスカッションするまでの休憩時間に、ロビーに出て用意されている(無料の)珈琲を持って煙草を吸っていると、先ほど隣に座っていた男性が近づいてきて「映画、お好きですか?」と、また尋ねられました。 脂ギッシュな顔、泣いたのかまだ目を赤くしたまま、尋ねてきた人は水野春夫でした。 明るい場所で近くで見ると圧巻だったもので、その後なにを答えたのか忘れました。
ところで、あなたの好きな香りってありますか? きょうそんな話題を友だちと話していて、どうやらわたしの好みはちょっと変わっているらしいです。その話はまた後日にでも。
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