LOVE diary
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「ずいぶん慣れた手つきだけど?」
会話の途中で、Takeshi が何気なくした仕草。 それが全ての始まりだった。
親指で3回ボタンを押すアクション。
そう。 彼はまた、スロットに行ったのだ。
前にも話したけれど、私は賭け事が大嫌いだ。 パチンコ・スロット・競馬・競輪・etc 宝くじや、totoも実は同じくらいに嫌いなのだ。
ギャンブルにのめり込んで、良かった話など1つもない。 習慣性の高い行為は、大体において身の破滅を招くものだから。
前回あんなにきつく言ったのに。
どうして? どうしてまた?
『イヤァ、3箱積み上げて気持ちよかった。』 そう言った彼の横顔を、私は言いようのない気持ちで見つめていた。
ふつ・ふつ・ふつ・ふつ・・・・。
徐々に怒りが込み上げてきた。
さ〜て。エンジンかけましょうか。(-_-メ)
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