貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2000年10月02日(月) 連帯と孤独

久々に学校へ行く。
卒業アルバムに載せるゼミの集合写真を撮る為。
というか、卒論ゼミは今のところ、
予約制という形になっているので、
なんにも進んでいない私はまさに写真を撮る為だけに行った。(爆)

「拝音さん、お久しぶり」あう、先生の視線が痛い。
「君は大丈夫ですか?進んでいますか?」(ザクザクザク。)
「12月は面倒見れませんよ?」(ドカドカドカ。)
あぁ、痛恨の一撃。
痛すぎる。(涙)

撮影後、CP室に寄り、方丈(仮名・笑)と
三越のコムサCafeで昼飯代わりに、
ケーキと紅茶。(変な食事。)
コムサのケーキは高いがおいしい。
タルトはフルーツいっぱいだ。
でも、メロンはいらん。メロンは。(メロン嫌い。)

その後、栄周辺をうろうろする。
トップカメラ行ったりアサヒドウカメラいったり。(苦笑)
パルコも見たね。
洋服を見ながら話していたが、
方丈と私の価値観というかコンプレックスみたいなものが
似ている事に気付き、なんだか親近感が増す。(苦笑)
単なる傷の舐め合いだろうけど、思わず嬉しくなる自分が卑しい。
こういうのって、多分自分に何か1つでも自信がある人にはわからないだろうな。
とどのつまりは「キレイな人」が羨ましいだけなんだけど。

帰る頃にはもうとっぷり日が暮れていた。
こんなことしてる場合じゃないのに。
帰りに買った江戸川乱歩の「盲獣」を読みながら、
逃避している自分が寂しく思えた。

しかし帰ったら「BOYS TIME」の優先予約の葉書が来ていて、
一瞬だけでも明るく楽しくなった。
おもわず知り合いに電話。
初日の落日の両方行けると良いね、という話をしながら話を終える。
本当は一緒にチケ取ろうと言いたかったけど、
言えなかった。なんだか自分が邪魔しちゃ行けないと思った。
その後別の友人2人にTelをする。
一人は詳細を伝えただけ。
もう一人は詳細とそこから派生したミーハー話をする。
「ヒロが出るよ」と言っても、彼女はあんまり反応してくれず、
「○○くん(←役者さん)見に行く〜♪」と共演する別の役者さんに反応していた。「ヒロより××くんの方が」という言葉が寂しかった。
彼女の心が同じところにはないことはわかっているつもりだったけど、
それが改めて自覚されると正直寂しく…不快というか……
それは私の我侭だから、そんなものは無視してしまえば言いだけの話で。
だけど、私の心が今みたいに折角友人達と楽しくミュージカルを見るのに
このまま不快や寂しさを感じるままだったら、
周りにマイナス感情を感じたり与えたりする前に、
私一人で見に行く方が良いかもしれない、と感じた。
つくづく自分の性格が嫌になる。

孤独を選んだり、連帯を選んだり、
嫌ったり好いたり、
どうしてこうも矛盾しているんだろう。
どっちかすっぱり割れないものか。
孤独を選び愛したら、
きっと「一人でいること」が私を選んで愛してくれるんじゃなかろうか。
…暗いな、自分。


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