short story


2001年07月25日(水)


「言葉の直線上」

君を必要とし
君に必要とされ
そしてそのどちらも
満たされなかったとしたら
僕らは潔く
あるがままの言葉を伝えるべきです。

それは君と僕とを
なんら無駄のない
直線で結び
その線上にある
唯一つの到達点へと
導いてくれるかもしれない。

恐ろしいのは
不用意な弱音より
慣れてしまうこと。

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日記才人