short story


2001年12月15日(土)


「挫かれぬよう」

光さえも届かぬ
遠いところ。
そこから運ばれてくるのは
ただ一粒の涙。

私はそれを額に受け。
来るべきその日まで
想いを隠しつづけようと誓ったのです。

何度も言うように
私はあなたに抱かれたい。
あなたはそれを笑って済ますから
私の言葉は
いつまで経っても本気にはならないの。

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日記才人