short story


2002年02月13日(水)


「覚悟と傍観」


行くべき道を
幾通りも思い浮かべて
予測不可能な未来に
狙いを定めて突き出す。

手元を離れてしまえば
もう届かないから
見ているしかない。なんて
冷めた目で言うあの人は
諦らめているのか
達観しているのか
僕には判断できないけど
少なくとも
道へと突き出す瞬間の
あの追い込まれるような覚悟は
誰にだって
平等なんだと思う。


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日記才人