short story


2002年08月05日(月)


「空蝉」



耳を打つ。
静けさに映える。
声を掻き消す。
限りある。
儚げな。

日差しが照りつける。

一瞬という
その中にある
私たちの存在。

結論を急ぐべきではない
そういう時もある。

 < past  INDEX  will >
日記才人