short story


2002年09月20日(金)


「見えない壁」


肌に触れる程
近いものと
距離感を失う程の
遠いものとの
その間にある
見えない壁。

私の望みに気付いてください。
怠惰や理想に頼って
ないがしろにしていては
いつかなにも感じなくなってしまって
そうなってからでは
きっともうお終いになるのです。

見えない壁が
私を一人にする。

届け。


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日記才人