short story


2005年02月15日(火)


「望月」


暗がりに蜜。
眠り際に夢。
朔を撫でて満ちるあなた。

愛しく月と同じに
24通りの顔を持って
僅かに笑う。

私がはじめて使う言葉を
投げかけた人が
あなたでよかったと思う。

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日記才人