「観測系」
何かで一杯になる事は何もない事と似ている。基準点が曖昧なこの観測系は自分の立つ位置すら分からずましてや君を見失うなんて簡単だ。拒絶することでしか愛せない時があってその結果に気がつかなければいつの間にか私の側にはきっと君はいない。