英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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バレンタインデーは、日本にいたらきっとチョコレートでも作っていたと思うのですが、こちらではありがたく薔薇の花束を頂きました。しかも3束も。なんでも、最初の1束を買った後で、それよりも素敵な花束を売っているお店の前を通り過ぎ、それも買った後で、さらに気に入った花束を売るお店を見つけてしまったそう。でも私が一番好きだったのは、ダーリン(仮名)が最初に購入したシンプルな薔薇だけの花束だったので、実はそんなに買う必要なかったのですけれど。しかし、普通の花瓶が一つと、アンティークの水を入れてはいけないような感じの花瓶が一つの家に、薔薇だけで40本。仕方がないので、半分はそのままドライフラワー用に天井から吊されてしまいました。
晩ごはんはちょっと力をいれてフルコースに。おなかも一杯になったところで、ひそかに買っておいたヒゲのトリム用のハサミをプレゼントしました。ロンドンのジャーミンストリートにあるお店のもので、手のひらくらいのサイズなのに1万2千円くらいするのです。前から欲しい欲しいといいつつ、果たしてハサミに60ポンドも使っていいものか・・・でもあれで手入れしたら気持ちいいだろうなあ、とダーリン(仮名)が言い続けていたので、思い切ってプレゼント。自分用に買うにはあまりに贅沢でも、プレゼントとすればそんなに高くないですものね。しかも彼が今の無精髭風ヒゲを蓄えるようになったのは、わたしのリクエストからなので、お礼のようなものです。
日本のチェコレート戦争のようなバレンタインも楽しいけれど、女の子を満喫できるこちらのバレンタインもいいなあと思いました。職場からの帰り道にダーリン(仮名)に食材の買い物を頼んでいたのですが、Sainsbury's のレジは、薔薇の花束を抱えた男性が列を作っていたそうです。見に行けばよかった!
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