あずきの試写室

2001年02月14日(水) 「地雷を踏んだらサヨウナラ」

戦場カメラマン一ノ瀬泰造氏の
カメラマンとしての生涯を
描いた作品です。

現在の戦争の知らない状態で
育った私たちですが、
同じ時を戦地で過ごしている
人々もいることを
再認識させられた映画でした。

泰造氏は、アンコールワットを
写真に撮ることを一番の目標として、
どんなに危険かがわかっていながら
目指し、行方不明となってしまいます。
そこまで
目指していけるものがあることは
生と死を超越した
幸せかもしれないなと思いました。

行方不明から9年後に御両親によって
遺骨が確認され、
現在も遺骨の一部が
アンコールワットの見える樹の元に
眠っているそうです。

泰造氏の役をしていた
浅野さんがとっても
写真に残る泰造氏と
似ているところが
なんとも言えなかったです。


 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加