2001年02月18日(日) |
「修羅の狼 蜘蛛の瞳」 |
黒沢清監督の殺し屋をテーマとした 作品です。
生きる目的を失ってしまった 主人公が、昔の同級生から 殺しのビジネスに誘われ その深みにはまっていきますが。。。
この作品実は「蛇の道」という 前編に当たる作品があるのですが 先にこちらを見てしまいました。 内容的には 続いていながら ひとつの作品として まとまっているので 違和感はないと思います。
黒沢監督の目はあくまでも 淡々としていて 冷酷無情な殺し屋としての 生活を、まるで動揺することなく 過ごしている 主人公を演じる哀川翔さんが 不気味でした。 同級生役のダンカンも 普段のお笑いのイメージとは 180度変わって いかにもこんな人いそうだなあと 感じさせる味がありました。 出番は、あまりなかったのですが このところちょっと注目している 阿部サダヲさんが気になりました。
昔テレビで見た市川雷蔵さんの 「殺し屋」シリーズを 懐かしく思い出す 不気味ながらも目が離せない作品でした。
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