3時間38分のモノクロ長編作のため 実は2日に分けて見てしまいました。 邪道なんですが、 テーマが重かったので 2日に分けてよかったかも。 あ。逆に2日間重い空気が。。。
バスジャックに遭遇した 兄妹と運転手。 他の乗客は、すべて殺され 残った3人は、 事故後年月を経て、疑似家族として 生活するようになりますが そこに待っていたのは。。
映画の中では、その後の三人の再生の 物語ということなのですが 伏線としてもうひとつの出来事が 展開していきます。 それが、映画全体の雰囲気を 更に重くしています。
実際にそういう状況に出会ってしまった人の 心境は外からは計り知れないものがあります。 映画の中でも、その点を 模索している気がしました。そうですよね。
また舞台が北九州ということもあり どうしても17歳の少年が起こした西鉄の バスジャック事件を彷彿させてしまうものがありました。
本作品は、海外のキリスト教(プロテスタント・カソリック) どちらの派の評論家も一緒になって 選出する賞を受賞しているということです。 テーマとしても、宗教的な意味合いがあるのかもしれませんが 無宗教の私には、残念ながら その点は気がつく事ができませんでした。
話のトーンがいきなりかわって。 あの兄役は RAG FEARの「ラブラブなカップルフリフリでチュー」の ミュージックビデオに出てくる男の子じゃないですよね? なんかとっても似ている気がしたのですが。。
うーん、重い映画とこのお気楽なタイトル差が なんとも言えないですね(笑)
|