あずきの試写室

2002年03月06日(水) 「マルホランド・ドライブ」

いやー難解でした。いたるところに張り巡らされている
伏線を読みこなしてこその結論とは・・・
勿論(涙)私には、読みこなせなく
エンドロールでも???の嵐。
デビット・リンチ監督の挑戦状か。
はたまた、監督自身どうまとめていくか
悩んでしまったのか(そんなことないよね)。
はっきりいって「ツインピークス」以上かも。

アメリカに実際にあるマルホランドドライブでの
事故から始る、記憶喪失の女性と
記憶を甦らせる手伝いをする
カナダから女優になるためにやってきた女性。

このふたりが、なかなか良いです。
私は、同じ金髪のかつらをかぶって
椅子に座っているシーンで
児島都さんの「乙女地獄」の表紙を
何故か思い出してしまいました。
同行者は、叶姉妹!っておいおいですが。

そんなふたりのわきを固める出演者が
一体どういう役割を果たしているのか
これまたわかりにくい。。
監督なのか恋人なのか、
はたまた管理人なのかお母さんなのか
うーん書いていてもまたわからなくなった(爆)

鞄に入っていたキーが果たす世界。
夢か現か幻か。
2時間30分の満席の客席の
中に固まったまま見ていたら
終わった後、すっかり肩が凝ってしまったのでした。
(そんなに力を入れてみなくても。。。)


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