前作「スリープレス」で、昔の作品と雰囲気が変わらず、 まるで20年前にタイムスリップして 見たような気分にさせてくれたアルジェント監督。 新作「デス・サイト」もその雰囲気を期待して 見てみたのですが。。。。
いきなり画面が古臭くないー。 アルジェント監督のどことなく、色がはっきりしないような 画面じゃないー。 なんだか、雰囲気としては 良くあるB級サスペンス風。 で、内容も。。。 これまたB級サスペンス風(誉めてないですね)
え。アルジェント監督作品だよね? なんてほど、違います。 時代に合わせて、新たな作風でということかも しれないのですが。 それにしてもどうしちゃったんでしょう。 こういう作品は、監督じゃなくても 別の人が作ってもいいじゃないと 思わず監督の肩を叩きたくなりました。
残酷だけれど、美しいというところがうせてしまって寂しい。 でもなんといっても ポーカー対決なんですが。 実はポーカーをよくわからない私は 犯人が勝ったのか、警察が勝ったのか 喜ぶまでわかりませんでした。 いっそ、ババ抜きとかじゃだめですかねえ(コメディじゃないんだから)
やっぱり映画より、怖い雰囲気が一番でているのは 監督自身の映像かもしれない。 怖い雰囲気に磨きがかかってますねー。監督!
|