あずきの試写室

2004年10月21日(木) 「メイ」

内気で人付き合いが苦手な主人公メイのお友達は、
母親が作ってくれた人形のスージー(ちょっと怖い)。
で、出来ないなら自分で作ってしまおう。
人間のパーツで。
一瞬、オリジナルサイコのエドを連想しちゃいましたが。

この映画、そういう部分よりも
友達やボーイフレンドとのすれ違いを
結構時間をかけて、描いているので。
ホラーというよりも
ちょっとずれた女の子の、一種の青春物語風にも
観ることができます。

それにしても、主人公メイに限らず。
登場人物みんなちょっとずれているんですけど(笑)
パンクに怪奇趣味にレズって。。
いあ、いいんです。
それなのにメイだけ変というのはどうよ(笑)
パーツで作るというと
かなりグロな映画を想像しますが。
結構味付けはマイルドなので、
15禁がちょっと意外。

変な人自慢ではありませんが、
途中でちょこっと出てくるパンクな兄ちゃん
演じるジェームズ・ディュヴァルが怪しいです。
彼の行動から話が急展開していくのですが、
その日知り合った女性の家に行って
そんな行動とるって(笑)
「ドニー・ダーコ」の銀色ウサギ・フランクを
演じていたとは。
あれも変なうさぎだったけど(笑)


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