あずきの試写室

2004年10月26日(火) 「スリー」

韓国、タイ、香港の三カ国の人気監督が
撮ったオムニバスホラー。
共通テーマはずばり
「死の向こう側にあるもの」

まず韓国は「クワイエット・ファミリー」の
キム・ジウン監督。
正直内容云々というより
何を云いたいのかよくわからなかった(失礼)
カットが細切れに変わるシーンは
ぞくっと感じさせる場面もあるけれど、
なんだか幻想シーンばかりが
繋がっちゃった感じで、残念。むむ。

タイからは「ナンナーク」のノンスィー・ニミプット監督。
「ナンナーク」は好きな作品だったので、
ちょっと期待したのですが。。。
うーん、人形を使ったホラーということで
ちょっと異色です。
が、タイの舞踏に使う人形って
怖い感じではないんですね。

で、3本の中で一番気に入ったのが
香港の作品。
ピーター・チャン監督と香港の四天王レオン・ライで
お送りする夫婦愛的作品。
いやーこの作品、ちょっと説明不足なところが
あるけれど、なかなか面白かった(ホラーだけど怖くないです)です。
あとひと月で取り壊すという
ほとんど廃墟化したマンションに越してくる
親子と前からひっそりと住んでいる謎な夫婦の話です。
もっと話を膨らましたら長編でもいけそう(笑)
でも、短編だから凝縮して良かったのかな。

なんでも第2弾も製作したということですが、
果たしてどんな仕上がりでしょうか。
今度は三池監督も参加しているようですが。。。。


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