あずきの試写室

2004年11月01日(月) 「ソウ」

メルボルンの大学時代の友達同士
監督ジェームズ・ワン
脚本・主演リー・ワネルがお送りするソリッド・スリラー
(ソリッド・スリラーってなんだ?と思ったらショックの限界を超えるということなのですね)

とにかく最初から終わりまで、ほっとする間がなく
サービス精神旺盛ですっ飛ばしてくれます。
まるで、どこかの遊園地のホラーアトラクションに参加したがごとく。
映像も斬新であり、不気味さのツボを
ちゃんと抑えていて、いやーな雰囲気が出ています。
が、その中にもちょっと笑えるところもあったり(あ。私だけか)
後から思うと、結構伏線が張られているなあと
気付いて、なるほどーと納得したり。

アルジェント監督のファンというワン監督だけあって、
観ていて「サスペリア」を彷彿させるシーンもありました。
特に小物の使い方が上手いなあ。
きこきこ自転車をこいでやってくる○○のシーンなどは不気味。

実はこの映画、最後に勿論謎が明かされるのですが。
ジャーン・・・・・・・
犯人は一体・・・・
ああああ話したいーーーー。でも話せないジレンマ。

「観客に疲労困憊して劇場を後にしてもらいたい・・・」と
語る監督の願いは叶っていると思います。
いやー疲労困憊。でも一番の疲労困憊は○○かもしれない(笑)


 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加