メルボルンの大学時代の友達同士 監督ジェームズ・ワン 脚本・主演リー・ワネルがお送りするソリッド・スリラー (ソリッド・スリラーってなんだ?と思ったらショックの限界を超えるということなのですね)
とにかく最初から終わりまで、ほっとする間がなく サービス精神旺盛ですっ飛ばしてくれます。 まるで、どこかの遊園地のホラーアトラクションに参加したがごとく。 映像も斬新であり、不気味さのツボを ちゃんと抑えていて、いやーな雰囲気が出ています。 が、その中にもちょっと笑えるところもあったり(あ。私だけか) 後から思うと、結構伏線が張られているなあと 気付いて、なるほどーと納得したり。
アルジェント監督のファンというワン監督だけあって、 観ていて「サスペリア」を彷彿させるシーンもありました。 特に小物の使い方が上手いなあ。 きこきこ自転車をこいでやってくる○○のシーンなどは不気味。
実はこの映画、最後に勿論謎が明かされるのですが。 ジャーン・・・・・・・ 犯人は一体・・・・ ああああ話したいーーーー。でも話せないジレンマ。
「観客に疲労困憊して劇場を後にしてもらいたい・・・」と 語る監督の願いは叶っていると思います。 いやー疲労困憊。でも一番の疲労困憊は○○かもしれない(笑)
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