あずきの試写室

2004年12月03日(金) 「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」

ジュード・ロウの新作!いやーこのスカイキャプテン役は
ほんとはまり役ですねー。
ジョーズみたいなデザインの戦闘機で颯爽と登場すると
思わず「きゃああ。スカイキャプテン!敵をやっつけて」
なんて思わず手を握り合わせてしまいそうに。ふふふ。怪しい。
でもって、共演のグウィネス・パルトロウの命が危なくても
カメラをはなさない敏腕新聞記者ぶりもとってもキュート。
敏腕のわりに、とんちんなんだな(笑)
さらに、「トゥームレイダー」に負けず劣らずの
アンジェリーナ・ジョリーの女艦長ぶりもかっこいいし。
その上敵の謎の女がこれまた素敵!
バイ・リンの機敏な動きや、強さは憧れちゃうよなー。

なんて感じで、すっかりメンバーひとりひとりに
見とれちゃったりしたんですが。
なんといっても、見所はレトロな色調の
まるで「メトロポリス」を彷彿させるような世界。
ドシンドシンと巨大ロボットが歩く様や
手がぐねぐね曲がる、ある意味愛嬌があるロボットなど。

いやー楽しいはずなんだけど。。。。
実は。。。。。
脚本が。。。。。
いえ、いいんです。ハリウッドはやっぱりこうなくちゃ
っていうほど、派手にやってくれて。
でも、どうーしても突っ込みたくなっちゃうんだなあ。
科学者失踪の謎からスタートしたはずなのに、
途中からどうでもよくなっちゃうような。。。(笑)
てっきりロボット対戦を期待していたのに、
後半はスカイキャプテンならぬ
シーキャプテン(違いますね)風になってしまったような。
全然設定は違うけど、「ヴァン・ヘルシング」を
思い出してしまった(何故だ)

いろんな映画をミックスして、レトロ風味で味付けを。
ジュードのかっこよさが、全て中和しているということで。
ジュードファンは是非ご観覧を!


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