あずきの試写室

2004年12月17日(金) 「Oh!水木しげる展」

荒俣宏・京極夏彦両氏プロデュースによる
水木しげる展を見に「大新選組!」以来の
江戸東京博物館に行ってきました。

入り口で等身大の水木人形がお出迎え。
勿論鬼太郎の仲間たちもいて、にぎやかです。
とにかく入ってすぐ、この展示会のために書き下ろしされた
人生絵巻がやっぱり圧巻ですね。
幅40センチ長さ10メートル!年代と共に
大まかな説明があるのですが、その文章もなかなかいい味を出してます^^

勿論、生原稿も多数あるのですが、
私が意外だったのは、デッサンや貸本や時代の作風が
全然違うこと(デッサン等当り前なんですけど、どうしても
鬼太郎を始めとするあの絵柄が、頭に深く浸透していて)
14歳の時の自画像や黒い服を着た女など
見てびっくりでした。

実際に再現された鬼太郎の家(円陣の家)なる、
木と藁で出来た家や、作品として大好きな「鳥かご」の
鳥かごハウスは嬉しかったです。
なんせ、ほんとにこんな鳥かごがあったらいいなあと
読むたびに思っていたので。
思わず、中をしみじみ覗き込んでしまいました(笑)

また多数の写真も、興味深く。
高齢になられてからの水木先生の顔しか知らなかった私は、
おお若いときはこのようなお姿だったのかーと感動。

妖怪倉庫なる、仮面や人形の展示は圧倒されました。
夜見たらかなり怖そうな品もあれば
どことなくユーモラスな品もあり、
ひとつひとつ見ていると時間がたつのを忘れそうでした。

多角的に展示され、充実した内容に満足^^満足^^
帰りには、以前会社の人に似ているといわれた猫娘のメモ帳を購入。
それにしても、水木先生の目から見た
京極夏彦さんはこんな感じなのかと思うと
ちょっとほほえましかったです。


 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加