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2003年01月30日(木)

■就職活動で三題噺とかショートストーリーを書かされるのだが、
あれは考えている時間が本当に快感。(良し悪しはまた、別問題ね)
妄想の中だけで話を作れるというのは楽しい。
作文よりずっと自由だ。

どんなに退屈で筋のない話でも、
フィクションを書くというのは結構ストレス解消になるのではないかと思う。
小説を書く人の気持ちが少し分かった。
日記は自分と向き合う作業だし、レビューは誰かに伝わらないと意味がないから結構きつい。



■池沢夏樹「イラクの小さな橋を渡って」(光文社)を読んだ。
いかにも緊急、という感じで薄い本だけれど
戦争の前に出したことに意味があると思う。

イラクを訪れ、町を歩き、普通の人々に会った、それだけのルポ。
爆弾が投下されたら死ぬかもしれない一般市民が一体どんな風に
生きているのかを伝えてくれる。

個人的にひとつ違和感があったのは
「実に明るい人たちだ、しかも恐ろしく親切」という一節。
(それが事実だったというのは分かるのだが)
例えばイラクの人が極悪人で、
日本で犯罪を犯していたとしても、
彼らの国に爆弾を落とす理由はない。



■予告
明日から作文10本書きたいと思います。
最近(松尾スズキ的に言う)「駄日記」しか書けていなかったから、
少し気合い入れます。


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