この日記のRSSは下記のURLになります。
http://www.enpitu.ne.jp/tool/rdf.cgi?id=6723

2003年02月20日(木) 起きられなかった一日。体が重い。

今週のSPA!(2/25号)で、鴻上尚史の連載
「ドンキホーテのピアス」が印象に残った。

簡単に言うと、
人間の結びつきとして
直接会う、電話での肉声>インターネット
という当たり前になっている前提は本当だろうか、ということだった。

「直接会うことが、一番生々しいのではなく、
自分が生々しいと思うことが、
一番生々しいのです」
と彼は書いている。

ある人がインターネットの不特定多数に向けて語りかけるのは、
周囲の特定多数に絶望しているからだ。
しかし、「私が住む共同体以外の場所に、
私を分かってくれる人がいる」という考えは矛盾している。
なぜなら・・・は来週に、と終わっていた。



基本的に、
インターネットという場所は匿名だから信用できない。
しかしそこが完全に虚の世界かと言われたら、
そうでもないように私は思うのだ。

最近手紙日記を書くようになって、
嘘を堂々と書けるのはこんなに楽なものかと自分で驚いた。
「フィクションでいいんだ」と思えば思うほど、
自分の内面にあったものが出るわ出るわ、という感じ。

(文章は拙くて申し訳ないです)

いろいろな伝え方があると思う。
ただ、
「これはほんとの私じゃないの、あなたにだけは分かって欲しいの」
という気持ち悪いことを考えるのを
最近はやめたんだ。



そうよ。
王子に直接会えなくたって、
王子は確かにいるんだわ。


 < 過去  INDEX  未来 >


バナナカレーログ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加