私と彼が似ているとしたら ストーカーのようにひとりの人を諦めずに気持ち悪く追いかけ続けるところと その人と自分の相性はばっちりだ、 分かってあげられるのは自分だけだという 勘違いをしているふりを続けて どうにか毎日を乗り切っているところだと思う。 でもそう思っているのは私が思っているだけで 本当のところなんて誰にも分からない。 というか、本当のところって結局何? 無いんだったらそんな言葉作るなよ、ばか。
だから別に私はもう、 あの人を呪う必要など少しもなく、 涙を流す必要もなく、 ただそれをしないと毎日が円滑に送れないから 儀礼的にやってるだけなんだよ と気持ち悪いことをまた「高校教師」風にしか書けない自分の文才を呪う。
こういう文章を、よくウェブ日記で見るな、と思いながらも 書いてしまうのはただ長電話をして夜更かしをしたせいだ。 本当の私は、全くこんなところにはいない。 と言い逃れをしても、本当の私などと言うものはもともとないのだから仕様も無い。
畜生。
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