2003年04月02日(水) |
中原昌也が「リロアンドスティッチ」で泣いたというから私も見に行って排泄してこよう。 |
今日はダーリンと目黒川沿いをお花見して歩いたわ。 私たちもう大人だし、 べたべたなお花見はどうなの? いいわよお庭の先にピンクが見えるじゃない。 春が来たって大騒ぎしないで 風の匂いに初恋の淡い思い出を懐かしむ年頃じゃなくって?
ってわたくし何度も申し上げたのだけれど、 彼ったら、どうしてもどうしても君と花見をって聞かなくて お休みまでとってくれたの。
茶巾寿司のお弁当を作ったわ。 今デパートで1000円出せば買えるっていうけれど わたくしが耐えられないのよね。 せっかくの一日じゃない。 あーんして食べたいじゃない。
晴れた目黒川には 入学式帰りの新入生や近所のナカメ系カップルがたくさん。 私たちもついつい腕組んで歩いちゃったわ。 彼ったら「君も若い子に負けず劣らず可愛いよ、でも今は桜に僅差で負けてるかな」 ですって。
失礼しちゃうわ、って ぷいと横向いたら ちゅってリトルキスをくれた。 きゅん。 少女に戻ったわたくしの頬はきっと桜よりも 桜色だったはず。
果てしない妄想の最中にも 何故だか私は腹痛をもよおしていて、 ついでに頭痛と吐き気もする。 それは多分エントリーシートの為に東京の郵便局と 埼玉を往復する気持ち悪い旅のせいだという気もするが 気付かない振りをして 今日は眠るとしよう。
何に望みを託して日々をやり過ごせばいいのか。
「ああ世界はおしまいだ」 松尾さんが書く。 いっそおしまいにしてくれ。 と、書いてはみるものの実は全くの虚言だったりする。
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