2003年05月12日(月) |
マッドチェスターですって!! |
「長期間旅に出ているバックパッカーが一番恐れていることってなんだと思いますか?お金やパスポートを取られることでも戦争や飢饉でもなく旅をしたいという『思い』がなくなること、だそうです」。
友達からもらったメールに、興味深いことが書いてあったわ。そもそもあの人たちは、何故旅に出るのかしら。こんなことを考えるのは、先日の面接で「君はなんでベトナムに行ったの?」と聞かれたから。ベトナムで何をしたの?ではなくて、何故行ったかを聞かれたのは初めてだったもの。そんなこと、考えたこともなかった。
「考えたこともなかった」。
ここで終わりにするつもりだったけれど、皮肉なことに面接の前の日に私、旅について書いちゃってるのよね。あら。「私が旅に出るのは、私の心の辺境にたどり着くためです」なんて言えばよかったのかしら。
24HOUR PARTY PEOPLEは本当に素敵な映画。生まれて初めて、イギリス(の田舎生まれの白)人になりたいと思った。「ハシエンダ」(マンチェスターにあった伝説のクラブ↑)でエクスタシー打って、ファッキン!とか言ってみてえ。そういう快楽が似合うもの、あのひとたち。
同じ「憂鬱な時代」に生きていても、私は顔色の悪い日本人で、ちょっと道で「手相を見させてください」とか言われちゃう陰気な娘さんだから、いいのよあんな派手なお薬ははいらないの。渋谷パルコの地下でね、ブックカヴァー選んだ帰りにyusoshiでお茶するのが気持ちいいから。
でもね、そんなフレンチに憧れてる純日本ガールも、うちに帰ったらNEW ORDERで踊り狂ったらしいわ。そういう映画なの。お薬みたいでしょう?凄いでしょ。
「あたしが真面目に生きていたられいこちゃんみたいになったのかも」。松尾的先輩に言われる。なるほど。昔友達に「君のいいところはセックスとか色々なことに真面目なところだから、これからもそこは変わらないでいてほしい」と言われたことを、突然思い出す。真面目真面目、まじまじめめ。まっじーめん。
うふ。これからは私のことを生真面目系ガールと読んで欲しいわ。そしたら三つ編みにプリーツスカートで、あなたの元へ駆けていくから!!
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