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2005年06月04日(土) りかちゃんとナカガワくん




夜の12時に仕事が終わって、それから高円寺でりかちゃんと、りかちゃんの同期のナカガワくんの飲みに合流した。中華料理店で、朝の四時まで話した。店が閉店したので、中野のナカガワくんの家に押し掛けて、さらに話した。

りか「犬はかわいい」
ナカガワ「うん、犬はかわいい。すげえかわいい。老犬がいい」
私「はあ」

内容は上記の繰り返しだが、とても温かい会だった。

ナカガワくんは、出張の時に買って以来独学で覚えたという沖縄三線で、『涙そうそう』や『島唄』や、『さとうきび畑』を弾いてくれた。私が音痴な歌で「ざわわ ざわわ ざわわ〜」と歌ったら、「なんでわざわざ生演奏の音とずらすの?」と少し怒りながら、それでもまあいいやっていう顔で、さらに色々弾いてくれた。

りかちゃんは、冷蔵庫の中身をうーんうーんと見た後に、チーズ味の焼きカレーうどんを作ってくれた。ものすごいアイデア料理なのに、きちんと味がまとまっている。だしの味がちゃんと麺にからみついている。私が作ると、うどんと味付けが分離するのに。ナカガワくんと二人で「おいしいおいしい」とお母さんを褒める旦那と子どもみたいに食べた。どうしてこんなに美味しいの?と聞いたら「隠し味はコンソメ」という。

同期揃って、器用な人たちだ。
同期揃って、うまく人と話せないくせに(文章は恐ろしくうまいんだけど)。

「常に自分を『こういう人間です』ってプレゼンテーションし続けないといけない環境は疲れる」。りかちゃんの言葉にうなずく。日々「社会」というものを生きていると、そういう場面ばかりだと感じる。

私が三線に飽きていたら、ナカガワくんが今度はギターを出して弾いてくれた。また、音痴な声で歌を合わせた。気持ちがよかった。奥田民生の『野ばら』のときだけ、黙って聞いた。とても好きな歌だから。





『野ばら』

雲行きが気になって見ていたら
君んとこは昨日から下り坂
まだ空には星光ってる
風は西からひゅう

天気予報の確率が高まれば
君の機嫌がある程度わかるのだ
そういうわけにはいかないかなあ
いい調子でやってるか

机に野ばら飾って暮らす
たまにサンダーが小雨を降らす

君の声を欲しがってる
風が強くなるひゅーー

机に野ばら飾って暮らす
たまにサンダーが小雨を降らす
時にウインターはせつないけれど
そばにあんたがいないのだけど


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