土曜の夜にちえこが泊まりに来て、 おごってもらえない合コンへの不満 アジア旅行の行程(予定) それから仕事の変な人たちの話 嫁に行きたい 今後の合同コンパの件 泣いてしまう元彼の話 などなど、色々聞いた。 2人ともアレルギーなので、 花粉症談議でも盛り上がった。
カメラを向けると反射的に変な顔をするので、 撮っても撮っても笑えた。
ちえぽんは、フツーに初対面で見ると 多分「かわい〜」という部類に入る女子なのだが、 知り合いになると 誰も「かわいい」と言わなくなる。 私は彼女のそういうところが 凄くよいと思う。
あんまりかわいくないのに 何らかの圧迫感により 「あの子ほんわかしてかわい〜よね〜」と 言われているような中途半端な女より よっぽど面白いと思う。
最終的に(「聡明さ」でも「おしゃれ」でもなく) 笑いに帰着する人と、 私は気が合うのだと思う。
中央線沿いの国分寺とか荻窪とかに惹かれると 彼女が言うので、 私が将来中央線沿いに引っ越したら ご近所さんになりたいと本当に思った。
私もちえこもゆるーい主婦になって ちょっとおばかな子どもを連れて うまいケーキの食えるカフェに行って また上記のような内容を 話したいと思った。
土曜日の夜は麻布十番商店街を歩いて、 日曜日は2人で上野公園を散歩した。
いい天気だった。
ちえぽんが詳しいから、 谷中墓地、夕焼けだんだん、商店街、 そして根津駅とさくさく歩けた。 方向音痴だから、本当にありがたかった。
大切な友達はそんなにたくさんいらない。 たった数人でもいい。 でもゼロじゃなくて絶対にいたほうがいいよと 私は自分の子どもに教えてあげようと考えている。
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