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2006年06月03日(土) とりとめのない

こんな季節なのに、まだ花粉(ヒノキ、ブタクサ等)が飛んでいる。

……こう書いても、何を言いたいのか分からない人も多いのだろうと思うのだが、ほんとに辛いんです、花粉症。ずっと鼻がグズグズして、ひどい日はくしゃみが止まらない。仕事にならないので仕方なく薬を飲むと症状は改善されるが、今度は副作用に悩まされる。強烈な眠気により世界と自分の間に薄い膜がかかったような状況が続き、気分がダウナーになる。さらに怖いのは、薬を飲み過ぎて薬が効かなくなること。この塩梅を考えながら薬を飲まずに我慢している時間が精神的にも大きな負担となる。

アレルギー症状が始まると、生活の流れが様々な場面で滞る。まず、新聞が読めない。世の中のことがどうでもよくなる。本も読めない。文学的なことがどうでもよくなる。家事ができない。部屋が荒れる。何もやる気が起きないので仕方なく寝ようとするが、鼻が詰まっていると眠れさえしない。さらには一緒にいる人への態度がおざなりになる。



書いたらちょっとスッキリしました。さて、本当に最近ずっとカタルシスのある文章が書けずにいる。とても辛いのだが、まあ正直とりとめもなくなら文にはなるので指は動かしておこう。

最近の近況は、RIZ CAFEに初めて入ったが独断と偏見による私的評価はイマイチだった(お店のインテリア、音楽、雰囲気はさすがです)、サンダルは迷った末ビルケンにした、白山陶器(http://www1.ocn.ne.jp/~hakusan/)のショールームは接客、雰囲気、親しみやすさ、商品などすべてにおいて評価(独断と偏見におけるもの)できる数少ない店であると感じた、ダ・ヴィンチ・コード、時間かかったけどようやく読了した、どんでんがえしがあったのでビックリ(私だけ?)、『ガイヤの夜明け』で南欧風住宅が売れてるっていう特集をしていて、しかしそれが存在する住所は千葉の流山、っていうのが日本人らしくて少し笑えた、取材で小学校に行き、久しぶりの教室に入れて楽しかった、など。

作家の米原万里が死んでしまった。作品は知らない。毎朝聞いているNHKラジオ第一『きょうも元気でわくわくラジオ』(http://www.nhk.or.jp/radiodir/wakuwaku/index.html)の「ブックコラム」の担当だった。つい最近くらいまで声を聞いていたのでとても驚いて、別人が亡くなったのかと調べたら、やはり本人で、同番組でも追悼の葉書がたくさん読まれていた。病院から放送していたこともあったという。この人の取り上げる作品は番組のテンションに会わず非常に重厚なものが多く、それを楽しそうに語るので好きだった。代役は児玉清。1回目からどどーんと毛沢東の本を紹介している。今後が楽しみだ。

ちなみにわくわくラジオと、さらにその前の時間にやっている『ラジオあさいちばん」は深夜便と並んでとてもよい番組です。よかったら聞いてみてください。


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