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2001年09月14日(金)
おはよう。
まだまだ疲れが取れた気がしません。
でも、7時前に家を出る予定。 劇の宣伝したいし。 雨は降ってないみたい。よかった。
自分の役目を頑張って果たしてきます。 総ては今日のため。 クラスのみんなもそれぞれの役目を一生懸命やってきたし、 絶対成功したいね。
…トラブルも付き物だけどね(苦笑)
でも、終わったら寂しさから立ち直れなくなるかも。
普段話さない人と話せたのも、名前で呼べたのも劇のおかげで、 終わったらきっと元に戻っちゃうんだろうな…。
私なんかの相手してくれてありがとう。
あいにく体育大会もまだあるぞ!!
(06:46)
ただいま。
結果として、劇は成功でした。 結果として、いい日だったと思う。
朝は結局7時過ぎに家を出た。
7時半に学校着。
8時頃から宣伝開始。 他のクラスに宣伝も人数も凝り方(?)も負けなかったと思うけど、 途中から、それに便乗してハイテンションで駆け回ってる私は、 なんてみっともないんだろう、と嫌になってきた。
開会式、吹奏楽部演奏。 前の方だと端のクラスは見づらい。 なんつー席を引き当ててくれたんだ。
そして30秒CM。
不安材料が増えた。
…嫌な自分が見えた。 楽しかったし、面白かったし…(シンナー臭かったけど)
でも。
私が人間を嫌う理由が見えて、こわくてこわくて。
理性が飛びそうだった。 取り乱してしまいそうだった。 その場から逃げ出したかった。
その相手が他人だろうと仲のいい友達だろうと私の拒絶反応は変わらない。 だから生きてるのが嫌になる。
全体鑑賞会。
…面白かったんじゃないですか? 後からYahoo!でお笑芸人さんの検索でもしてみっかな。
その後、教室に戻る。 本来ご飯を食べるはずの時間。 だけど、例の(上記の)こともあって精神的に辛いと言うか疲れて、 それが身体の疲れと調和したみたいに、私の体を抑えつけた。 気分が悪くて、食欲なんか当然無くて、口は乾くし…。 緊張もあったんだと思う。
Tシャツとジャージに着替えて、道具を持って控えの部屋に行く。 まだまだ早い時間だったのでその時やっていた劇を見に行った。 9組見ればよかった、9組!! まさかMが役者やるなんて思ってなかったよ…(後悔) 3組は、知ってる人はとりあえず見届けた。 Oが自殺したシーンで外に出た。 ていうかブービー最高っ!!! もっと見たかったけど、 また同じ理由で発作が出そうになったから…。
もう嫌だ。 大体、それは珍しいことじゃない。 これからの人生で避けるのは無理。 本当に嫌なのに。
だから、消えちゃいたい…。 克服なんて出来るような程度じゃない。
『ふつう』になりたい。 心底そう思った。
劇の会場は蒸し熱い。 入った途端に頭が痛くなる。
綿密とは言えないまでも頑張って計画を練ってきた。
5組の劇は成功だった。 劇を裏から音声だけ聞く、と言うのもなかなか面白い。 ギャグがお客にうけてくれるとこっちも嬉しくなる。
小道具のハケを失敗してしまいました。 暗くて何も見えない状態での手探りの状況で。
みんなに迷惑かけちゃった。 フォローもしてくれたけど…
でも、台詞も詰まらなかったし、良かったと思う。 お客さんも楽しんでくれたみたいだし。 カーテンコールもみんな出たし、 拍手も大きかったしテンションも高潮だったし。
後輩は敵(同時上映)の方に行っちゃったみたいだけど(泣) しょーがないさ、5組弓道部はみんな裏方だもんさ。 どうせなら役者見たいだろうし。
成功したことはしたけど、 自分の失敗を悔やんでも悔やみきれなかった。 やりきれない。
自分達の劇の後、 8組のを断片的に見た。 知ってる人3人出てたし。
7組も見ればよかったな。 A君が台本作ってる段階を見たんだし…。
控え室では騒げないので、 そこから靴下を脱いで裸足で運動場へ出て走った。 走って走って、写真を撮ったりじゃれあったり…
円陣を組んだ。 大声で。 広いグラウンドで。 小雨の中で。 胴上げもした。
ちなみに今日の円陣は「ビターテ(ソース)!」「カフェ(店長)!!」だった。 さっすが。
2年前に見た劇でも、やっぱりお客がしらけるような劇はやっぱりあるらしく、 うちはやっぱり成功だったんだ。
青春をかみしめた。
みんなありがとう…って。
もう終わってしまったという寂しさと、安堵。 心の疲れは段々翳りが薄れていった。
精神的に元気になったら、身体の疲れは走ってもどうってことはない。 1年6組の教室から体育館まで走って往復したって。 単純に出来てるのかな。
その時、控え室に忘れたレプリカの日本刀(本物みたいでめちゃかっこいいやつ)を 手にして走ってたので、 「もしかして私ってかっこいいかな?」とかほんのり思った。馬鹿ですな。
5時前から餃子の王将で打ち上げをやった。 あまりお腹は空いてなかったのでそんなに食べなかったけど、 かなり楽しめた。 他の人の食べ物を味見させてもらって、悪いなぁ〜って。
それも二人とも男子に…。 ごめんあそばせ。
Nが食べた台湾ラーメンの残ったスープにNかSがラー油を入れていたので、 試しに飲ませてもらった。 辛かった。まぁ平気だったけど。
それからもっと入れて、コショウも加わり… いつのまにかテーブルでジャンケンすることになっていた。 私は別に嫌じゃなかったからいーけど。
私はジャンケンに負けたけど、 2番目に負けた田沼役S君が飲んでくれた。
とかいいつつ、結局みんなの好奇心からテーブル中を回ってたけど(笑)
とにかく打ち上げは楽しかった。
その後、一人イオンに行ってウィンドウショッピング。
その途中で別のクラスメイトに会った。 その二人は私が苦手意識を持ってる人で、 劇で一人はは名前で呼んだり、話したりもできた。(席が隣だったこともあったし)
今日は、向こうが名前で呼んでくれた。 めちゃめちゃ嬉しかった。
8時過ぎ帰宅。
生理来たっぽい。 なんで10日も遅れるんだよ。 やっぱり、夜遅く朝早い生活の連続の所為か? でも、これからも続くし。まぁよかったけど。
文化祭は始まるまでがいい。
去年だって、始まった途端に居場所が分からなくなって、 「私なんていない方がいいじゃん」と結局弓道場で寝ていた。 どうしても自分をその場にそぐわないものだと思ってしまう。
今日だって、あの二人を見るたびに自己嫌悪を覚えた。
人を嫌悪するなら恋なんてもうしない方がいい。
そうだ。 仲が良かった人とも話せなくなって、 仲が良かった人に嫌われて… そんな状況になるような感情、私は欲しくない。
見たくないけど恐いもの見たさもあって、でもみたくない。 全部嫌。
つまるところは、そんなことは考えたくない、と。 記憶さえなければ苦しむ理由は何一つない。
考えちゃいけない。
(22:13)
今日の日記は長い。 でも書くことは多い。
全体鑑賞会の後に教室で疲れた体を引きずって思っていたこと。
「楽しんで張り切っている反面、 全部面倒で嫌がってる自分がいる。疲れた…」
全部捨てちゃいたいとも思った。
消しましたよ、マイエンピツから。 自分のブックマークも。
相手が日記を公開している意図は何かしらあったんだろうけど、 少なからず、今はもう私が見るべきものではない。 私は誰に(仲いい人じゃなければ)見られようがどーだっていい。
私は日記を書きたいから、エンピツに日記を提供し、 私も他の人に日記を提供して欲しくて書いている。それだけ。
(22:26)
今、ご飯を食べた。
劇の小道具で、私が作った「惚れ薬」を貰ってきた。 想い出の証として、私が頑張った事実を裏付けるために。
その惚れ薬、かなり怪しい代物。 ミニペットボトルにラベル。 ラベルは黒地に赤でハートが一つ。 中身はなっちゃんのグレープ。とにかく怪しい。
「そんなあなたに、ぴったりの商品があります」 「わぁ、何かしら?」
…(略)…
「私の実家の忍者の家で10年に1瓶しか作れない幻の逸品」
「使い方が難しいんじゃないかしら…」
「好きな人に飲ませて相手の目を見つめるだけ」
「そんなあなたにはこのお試しセットがお勧めです。さぁ、ぐいっと」 「…あ、なんだか体が火照って…」 「さぁ、ボクの目を見て」 「あ、そんな…」 「恥ずかしがらなくてもいい、君の気持ちを正直に言ってくれ」 「…愛してるわ!!」
「…とこのように、好きな人はあなたのもの!」 「ところで気になるお値段は?」 「今だけの特別価格、2本セットで1万円!1万円でのご奉仕!!」 「まぁ、安い!」 「それだけでは御座いません、今お買い上げ頂きますともう1本と高級桐ダンスがついてきます」 「なんてお得!」
「…ということでさあ少年、飲みなさい!」 「え!?あ!?」 「問答無用!忍法羽交い締めの術!」 「う、まずい!」 「もう1杯?」 「い、いらない!!」
「…なんだこの臭いは!?なんとも形容しがたい臭いだ」
「わ、わたしは怪しくない通りすがりの忍者」
「この少年が苦しんでいるのも、地球が丸いのも、ドラえもんが作れないのでさえ、 総てはこの元出羽守様の仕業なのだ!」
「おのれ元出羽守!現在無職め!逮捕してくれる! (電話で)おい、コロ助!コロ助!敵発見!出動だ!! …何ぃ、頭が取れただと!?お前はアンパンマンか!!知るか!自分で付けろ!」
原作の台本からは大幅に変えたため、こんな部分が…。 でもやっぱり元の台本を読んだ者としては、前半のギャグ連発は最高にいいと思う。 欲目と言われようと!
(22:57)
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