ととさんの日記

2009年03月23日(月) とあるつぶやき

病人に対して正論は通用しない。わがままで、自己勝手な理論を押し通そうとする。
自分の病気だから、自分が一番良くわかっている、先生は藪だし、薬漬けで患者を患者のままにするために薬を出すから、と平気で云う。
だから、薬を症状に応じて飲んだり飲まなかったりするのは、その薬漬けから脱出するための、患者自身の救済手段だ、という理屈で、薬を自己勝手に服用するのは正しいことだと言い張る。
薬をある程度飲み続けてきた病人の陥る一番危ないパターン。屁理屈をこねだすと、もう正論は聞き入れられない。自分を疎外する悪として、猛反撃をし始める。
ある意味、自己を治そうとする意思は尊重されるべきであり、それこそが病気を治す一番の良薬である。だが、こと薬に関しては恐ろしい事体を引き起こすきっかけでもある。だから、こちらも猛反撃で薬を飲ます方向で戦うしかない。


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とと

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