続・無気力童子の紙芝居
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久しぶりに、この映画のことを思い出してレンタル屋に走った。
「明日が私の誕生日なの」 そう言って微笑む彼女の 痛々しさ。 でもできれば明日を知らないまま くるくる回る自分の世界に 閉じこもったままでいて欲しかったのに 場面や状況は変化していくの、見ていてとても不安だった。
できれば世界はこのままで 歪んだガラス越しの、ぼやっとした世界を見ていたいんだよ 現実はいつも過酷で 望まないことばかり起きるから 時間がたっていくことを昔はとても恐れていたけれど いまは ただ 何事もなく過ぎていってくれさえすれば それでいい。
変化など 望んでいないの。
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