続・無気力童子の紙芝居
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2005年02月10日(木) 式日

久しぶりに、この映画のことを思い出してレンタル屋に走った。

「明日が私の誕生日なの」
そう言って微笑む彼女の 痛々しさ。
でもできれば明日を知らないまま 
くるくる回る自分の世界に 閉じこもったままでいて欲しかったのに
場面や状況は変化していくの、見ていてとても不安だった。

できれば世界はこのままで
歪んだガラス越しの、ぼやっとした世界を見ていたいんだよ
現実はいつも過酷で 望まないことばかり起きるから
時間がたっていくことを昔はとても恐れていたけれど
いまは ただ 何事もなく過ぎていってくれさえすれば それでいい。

変化など 望んでいないの。


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