続・無気力童子の紙芝居
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2005年10月19日(水) Sちゃん

フィクションです。空想のおはなしなのでご注意ください。

うちのクラスの女の子にSちゃん(仮名)がいます

お勉強がよく出来て、自分の考えははっきりと主張します。
しきりたがりで、物事が筋道どおりに進まないと機嫌が悪いのです。
やや協調性にかけるようで、また頭がよいのも災いして あまり友達はいません。
しかしながら、周囲の子供のことを見下しています。

Sちゃんは、友達がいないので先生に媚を売ります。
目はぱっちりとしていますが、真っ黒で剛毛の天然パーマ、日に焼けた素肌
あまりあたしの好みではないんですよね。それはそれとして。
「にゃん★にゃーん★」などと可愛い子ぶってネコのポーズを決めてみても
周囲からは「なにそれ…」
「S、お手伝いするにゃん♪」と上目遣いで言われても
ついつい「外で遊んでおいで」といってしまいます。

そんなSちゃんの新しい席は 大好きな男の子の隣です。
誰も呼んでいないようなだっさいあだ名で彼を呼び、まわりは引いています。
毎時間彼を見つめては話しかけたり 気を引く為に必死です

正直吐き気がします

でもそれは
自分に似ているからかもしれない
そうおもったら もっと吐き気がしました


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