続・無気力童子の紙芝居
DiaryINDEX|past|will
不思議な時間をすごした 余計な見栄の張り合いや画策や腹の探り合い、 そういったもののない澄んだ時間だった・・・気がする。 純粋に 守らなければなぁ と わたしは思う。 あの子がこれ以上苦しむことなく 眠れるようにね。
何かを殺さなくては 保つことの出来ない望みなのかい 地を這って 目を血走らせて それでも 到達しなければならないのかい その細い体で 震える指先で 何を信じて戦っていこうというのか
苦しみを別つことは わたしにではきない 代わりに背負うこともできないし そうするつもりもない もちろん 背負ってもらおうというつもりが あの子にないのも分かっている
なので 精一杯 血を吐けば拭きましょう 壊れれば部品を拾いましょう
我慢するのはいけない。 ほしいものは全て、手に入れて大丈夫なのだよ
あの子の幸せと安息と、充足を 祈って眠る。
|