続・無気力童子の紙芝居
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2008年06月02日(月) 混濁する記憶と思考と

あの喧騒が終わって
シンと静まったこの部屋で
朝に絡まったままにした思考の糸だるまから 一本の細い絹糸を 引きずり出すことは
困難を極める。

だが とりかからねばならないと
頭の中に居るわたしが言うので
重い腰を一度上げ、再びは椅子の上から沼の底へとおろし
糸をたぐる作業へ。


さて。
一度引いて、当たりだと喜び抱えたものが
ある一瞬に輝きを失うことがある
ひとつの、まちがいで
または、その間違いが気づかぬうち度重なることによって。

ものであれ、人であれ
先刻までのあの輝きは一体
何処へ行ってしまったというのか。
だが 輝きは失ったように見えたとしても
そのものの本質は変わっていない

・輝きに気をとられて、本質までもが輝いていると錯覚した
→ならばあなたの目は、本質を見抜くことのできない節穴である
→ならばあなたのアンテナは、目が取り違えた情報に寄って鈍るほど、弱い

・輝きを失ったことによって、本質もそのよさを失ったように思えた
→ならばあなたの判断力は信用できないものでしょう→もう一度、そのものを良く見、感じることをお勧めします



記憶が混線、混じるのは他者の声とノイズ



どうせ 行く先のない思いだったのかも知れないね
背中合わせで立っているのは、お互いが後退することの抑止としてしか役立たない

ならば君、いっそ前にすすんでみてはどうだい

君に傷を舐められるのはもう嫌なんだ
同じ傷を見せてくれたところで、わたしには治せやしない
そこに留まる覚悟があるというのなら、どうぞご自由に。
わたしは、あなたには付き合いきれませんから。


行動力のない人間は嫌いだ。
誤解を恐れて追記すると
行動しない勇気はまた別

だが同じことをわたしは言われた

自立できない女

サイテーだ


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