2003年06月11日(水) |
人を指導するって・・・ |
本当は、自分だってそんなにたいした人間ではないって思うのに・・・。 先輩として、上司として人を指導しなければいけない事って色々あります。
私は個人主義者なので、よほどのことが無い限り職場などで自分の考えや方法を人に伝える事はありません。 だってその人とは性格だって違うし、体格だって年齢だって考え方だって違う。だから、私のやり方をその人に押し付けてもその人がその方法で成功するとは思えないから。 その人なりの方法を見つけることの方が大切だって思うから・・・。
でも、今日はここ1年ちょっと見守ってきた人に私の考えを伝えました。考えというのか、こうしたらいいでしょうといった感じ?? 直した方が良いところなどを、伝えたのですが・・・。
見るに見かねてと言った方が早いのだけれど、実は、周りの人たちは私が早くそれをしないかと待っていたようでした。
去年一年私は精神的にも身体的にも弱っていました。 なので、一番肝心だったはずの日々・・・その人の育成を私の怠慢で無駄に過ごさせてしまった追目を感じながら・・・。
その人は、もう自分の方法を確立してしまっていた。 というか、自分は何も悪く無いと変な自信をつけてしまっていた。 今更何を言われるのか・・・。といったところであっただろう。
職場に就職したばかりのその人をきちんと指導してこられなかった自分のふがいなさを詫び、私がどういう考えでいるのかを話し、その上でその人の直したほうが良いところを指摘する。
うん・・・こういうのって難しい。
多分、先輩たちから見れば、いや、後輩たちもであろうが この私にも欠点はあるし、直した方が良いところはあるだろう。 今まで、それを私に直に指摘した人はいないので、どう思われているかはわからない。 しかし、自分で直せるところは直していこうと思っている。 なかなかできないけれど・・・。
まだまだ発展途上の自分が人を指導して行く難しさってみんな感じながら仕事しているんだろな。
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