ひだまり日記

2006年07月29日(土) 父の容態

引越しなどで、あまり顔を出せなかった父の病院へ行こうとしていた矢先に、母から電話がかかってきました。
昨夜から肺炎を起こして、酸素吸入をしている。身内全員集まって下さいと病院から言われたからとのこと。
すぐに行ける状態だったので、よかった・・・。

行って見ると、吸入器を着けてはぁはぁしている父の姿。
もう、呼びかけにも答えてくれません。

ドクターの話では、酸素濃度をあげても、血中酸素濃度が上がってこない。
体に酸素が回らなければ、脳をはじめ、体の各器官の機能が低下してしまうとのこと。

今後どうするかの話をしました。
とりあえず、肺炎を抑える薬を投与することになりましたが、この抗生物質が効かず、酸素濃度も上がってこなかったら、たぶん数日中には・・・。とのこと。
肺炎が治まれば、肺炎を起こす前の状態の70%くらいまでは回復するらしい。
もし、こん睡状態になったらどうするかについては、
肺炎の治療をすすめ、酸素吸入をし、その後の延命措置は、父が苦しむだけなので、辞めてくださいとお願いをした。

私としては、1分1秒長く生きて欲しいので、出来る限りの手は尽くして欲しかったが、家族のほかの人たちは、全員反対をした。
多数決で、延命措置はとらないこととなった。
複雑な気持ちで家に帰ってきたが、母の意向なのでそれを尊重したいと思った。

ここ数日が山場。
今までのように乗り越えて、快復して欲しい。


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