罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
終わっちゃいました、夏休み。 はぇえよ、固羅。 とりあえず昨日の夜(今日未明とも言う)、なぜか翡翠出現。 一緒に泣く。 …、色々思い出した事があったような…?
ってか、七年前の事は本気でよくわからん。 記憶なのか妄想なのか解離状態で見てる自分自身なのか。
揺れる誰かの足。 もがく手。指。 顔も、服もよく見えない。 桜の木。 逆さではない十二番目のカード。 その後に続く、ミノル…最近『黒』って呼んでる…の記憶。 首に走る赤い筋。 無関心なのっぺらぼう達。 後ろで見える、暗く、凍り付いて研ぎ澄まされた、刃のような心。 他人を映し込んで、エッジを悟らせない。 そして、その鋭角にすがっていた、『黒』…。 そして致命的に砕けたその刃の破片を、自らの瞳に突き刺す彼。
…さっぱりだわ。 なんか映画のコマーシャル状態で決定的なとこが抜けてる。 流石お子ちゃまの記憶…ホントにおまいはオリジナル(一部)かい。 琥珀が決して見せようとしない部分だからねー…。 やっぱマズイのかな…? 知りたい、でも怖い。 今はやめとこうかな。
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