罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2002年10月07日(月)

あわただしい休日。
その方が救われてる。



月一で僕にカットを依頼してくれる子が居る。
命の恩人でもある。

とても感受性の強い子である。
しかし、その受け止めたたくさんの事を表現する方法が、
彼にとってはあまりに少ない。

言葉や文章では伝えきれない。
自分の感じたそのままを、理解させる手助けすら困難。
失語症になった時の事を思い出すと、彼は言った。
限られた能力の中で、相手に判ってもらおうと行動する事が。

大人になりたい。
賢くなりたい。
相手を納得させられる技量が欲しいと。
彼はうつむいていた。

僕に出来る事はやりたい。
僕のエゴでも。


Jade |MAILBBS

My追加