橋本裕の日記
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2001年03月15日(木) 病床で考えたこと

 思わぬ悪性の風邪に見舞われた。たぶん、学年末の考査も終わり、いくらか気がゆるんだせいだろう。この四日間、咳は出る、頭痛はする、扁桃腺が膿んで、高熱が出てきた。あくまで自力で直そうと、医者にかからぬ作戦を立てたのがいけなかったようだ。

 病気で学校を一日休んだのは、たぶん7年ぶりくらいだろうか。7年ほど前から温水プールに通うようになって、風邪をひかなくなった。風邪ばかりか、それまで春になると辛い思いをしていた花粉症も治ってしまった。

 プールで泳いでいると、しょっちゅう鼻や喉に水が通る。強力な塩素で殺菌された水で粘膜が鍛えられて、風邪や花粉症にかからなくなったのだろう。とにかく、体力がついて、まず病気で病院に行くことはなくなった。

 三年前に今の高校に転勤して、テニス部の顧問になってから、水泳を止めた。水泳の代わりにテニスで体を鍛えればよいと思ったからだ。しかし、これが誤算だった。最近はたまにテニスコートへ行っても監督しているだけだった。

 見ているだけでは体力は付かない。てきめん体のあちこちに贅肉が付いてきた。そしてこの数ヶ月は体力不足からくる慢性的な体調不良が続いていた。それでも、体力を回復しようという積極的な行動をとらなかった。今回の悪性の風邪は、その当然の結果だろう。
(今日はHPを休もうかと思ったが、少し無理をして更新することにした)
 


橋本裕 |MAILHomePage

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