「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2000年12月24日(日) あ”〜

あ”〜、またイライラしてきた。
「胸くそ悪い」とは言うが、何か違う気がする。
少なくとも今は、喉もとへの空気の通り方が違う。
喉もとを通って口や鼻にもいくらかの緊張が及んでいる。
肩が強張っているのがわかる。
肩から首筋を通って後頭部にもいくらかの緊張が及んでいる。
その実態は静かで微弱な振動だと思うんだけど、
確実に俺の気分に影響を与えてしまうイライラ。

こんな風に観察、分析してみたからといって、
イライラ感をコントロールできる訳ではない。
イライラは抑え込んで制御するものではないんだから。

抑えてじっと固めようとすることで逆にその振動をまともに受け取ることになる。
柔らかく受け流すよう心がけた方がいいんじゃないかと思う。

理想を言えば、イライラに勝る楽しい思い出やなんかを心の引き出しに用意しておきたい。
それをもってしてイライラの振動を打ち消すのだ。
でもなかなかそうはいかない。
俺はそんなにハッピーな人間じゃないもの。

という訳で、とりあえず首を回して肩を上下させて、
深呼吸して口をぽかんと開けて、音楽に合わせて身体を揺らしてみる。
身体から攻めてみるのだ。

俳優さんは表現したい感情に合わせて顔の筋肉を動かすだけで、
脳の中にその感情特有の化学変化を呼び起こしているらしい。
さらに、その演じられた感情によって生じる心の変化は、
自然な本物の感情によって生じる変化と化学的には大差ないのだとか。

こういうのを期待して、ニィィィィッと「笑って」みたりもする。
そうだ。
「メリー・クリスマス!!」なんて言ってみよう(泣)。

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