「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2001年01月02日(火) ちと方向転換

何て言うんだろう。
俺みたいな人間にとって年末年始ってのは惨めな気分になるものだ。
TVでもつい最近、年末は自殺しようとする人が増えるって話をやってたから同じような気持ちになってる人は少なくはないんだろうな。

まあ何とか生きながらえてる俺なんかは、自分がどうしようもなくどん底にいるんだっていうエクスキューズと、めちゃめちゃくやしい!!って気持ちとに揺れている訳だ。
一日の間に二転三転と気分が入れ替わって、そのタイミングが悪いと夜遅くまで起きていたり、昼間でも寝込んでしまったりする。
大抵身近にいる(いた)人と自分を具体的に比較する事が悪い気分になるきっかけになるから、きっかけの多くなる昼間、身近な人達が活動する時間が苦手になってくる。
この弱肉強食の世界で打ちのめされたり、自分を見失った人間にとって、とりあえず1人になることが身を守る手段だったりする。
俺は変な話、引きこもりってのは自分がポジティブであるために本能的にとる行動なんだと思う。

俺が無職に舞い戻ってから3ヶ月になる。
実は昨年の今頃も同じような状況だった。昨年は6ヶ月間引きこもっていた。
やっと立ち直ったと思ったところが再び転落。
これはうんざりするくらい痛いことだけど、どうやって立ち直っていくかを経験しているぶん今回はより戦略的にもなれると思う。

今この瞬間、なんとなくやる気になっているからだけれども、頑張ろうと思う。
まずは、頭の中でもやもやと悩んでいるのを止めて、こうやって自分の考えを言葉にすることだ。
少しずつ少しずつポジティブな言葉が溜まっていくようにしていくと、これが人に語りかける言葉に成長していく。
それから徐々に徐々に現実へ向かって行動を起こせるようになっていくんだ。
要は1人でいることによって起こるデフレスパイラルを逆向きに進むって事だ。
一直線に上に登るのは無理でも螺旋階段なら登れる。
いきなり上に身体を向けるのは無理でも、横向きだって階段は登れる。
ここまでは、もう経験しているから大丈夫だ。

問題は、現実世界は階段になってないって事。
1歩1歩ステップアップしていけるような階段は誰も作ってくれない。
何も考えずに弱い自分でありのまま飛び出したから、失敗したんだ。
それから、文章にする言葉と、日常会話とは全く別物だって事も忘れちゃいけない。
理想を持つのはいいとして、現実にいかに闘って生きるか。
それを考えなきゃいけない。

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